８月３０日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は前日比７０円８５銭安の１万３３８８円８６銭。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、アメリカの４月から６月期のＧＤＰ（＝実質国内総生産）が上方修正され、景気回復への期待感から、ダウ平均株価はやや値上がりして取引を終えた。これを受けて３０日朝の東京株式市場では、取引開始から買い注文が先行、一時、１５０円以上値を上げた。しかし、アメリカの量的金融緩和の縮小を検討する委員会など、９月に重要イベントを控えていることから、投資家の様子見ムードが広がり日経平均株価は値を下げて取引を終えた。

　東証１部の売買代金は概算で１兆９７０３億円、売買高は概算で２２億２０７０万株。