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内閣府、尖閣諸島に関する初の世論調査

2013年8月29日 17:48
内閣府、尖閣諸島に関する初の世論調査

 内閣府は先月、「尖閣諸島に関する特別世論調査」を行った。内閣府が沖縄・尖閣諸島について世論調査を行うのは初めて。

 調査は面接形式で行われ、91.1%の人が尖閣諸島を「知っていた」と答え、7.7%が「知らなかった」と答えた。知っている内容について、「中国政府の船が領海侵入を繰り返していること」を挙げた人が75.0%に上る一方、「日本が有効に支配しており、解決すべき領有権問題が存在しないこと」を挙げた人は48.0%にとどまった。

 また、尖閣諸島に「関心がある」「どちらかといえば関心がある」と回答した人は計73.7%、「関心がない」「どちらかといえば関心がない」と回答した人は計24.9%だった。

 内閣府の担当者は「国民の関心を高めるために今後、有効な政策を行っていきたい」と話している。

 内閣府特別世論調査
 7月11日~21日に調査
 日本人成年男女 3000人
 回答率 60.0%