昨年度、スポーツの国際大会などで好成績を収めた選手に贈られるスポーツ功労者の表彰式が都内で行われ、競泳の山口観弘選手（１８）などが受賞した。

　山口選手「初めてこのような盛大な式に参加させていただいて、これから頑張っていこうとさらに強く思いました」

　去年、競泳で世界新記録を樹立した山口観弘選手をはじめ、レスリングの吉田沙保里選手、世界大会で好成績を収めた選手やその指導者など、９５人が表彰された。

　また、去年、世界選手権で優勝した女子ソフトボールのエース・上野由岐子選手（３１）らも受賞した。

　「野球・ソフトボール」は、２０２０年のオリンピック正式競技の最終３候補に選ばれいて、来月に行われるＩＯＣ（国際オリンピック委員会）の総会で３大会ぶりの返り咲きを目指している。上野選手は「個人的以上に、自分が２０２０年、選手で出るかということ以上に、子どもたちにもう一度夢を追える環境をつくってあげたいなという思いで今はいます」と語った。