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日本郵便が10月から高齢者向け新サービス

2013年8月26日 16:03
日本郵便が10月から高齢者向け新サービス

 日本郵便は、高齢者向けの事業として、10月から安否確認や買い物支援などのサービスを始めると発表した。

 この新たな事業は、郵便局員が高齢者の自宅を訪問するなどして暮らしぶりを確認し、遠くに住む家族らに定期的に報告する安否確認サービスが中心で、利用料は1か月1000円。別料金を払えばコメや水などの配達や、電話による毎日の健康チェックなどのサービスも受けられる。

 高齢者の割合が高い北海道、宮城、山梨、石川、岡山、長崎の6つの道県の中で、商店などが少ない地域の約100の郵便局で10月から事業をスタートし、順次、全国へ拡大していくという。

 日本郵便では、郵便事業が伸び悩む中、全国の約2万4000の郵便局のネットワークを生かしたサービスを新たな成長分野にしたい考え。