任期満了に伴う横浜市の市長選挙は２５日に投開票が行われ、無所属の現職・林文子氏（６７）が再選を決めた。

　今回の横浜市長選は、自民・民主・公明の各党の推薦を受けた林氏と、新人候補２人の争いだった。４月に保育所の「待機児童」をゼロにするといった子育て支援などに力を入れてきた４年間の林市政の評価が焦点だった。

　２５日午後８時に投票が終了し、開票の結果、林氏は８割を超える票を集め、圧倒的な強さで再選を決めた。林氏は市内の選挙事務所で支援者を前に挨拶し、「既成概念を捨てた新しい市政にチャレンジしたい」と意気込みを語った。

　投票率は２９．０５％で、過去最低となった。