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両陛下、30年の親交ある画家の美術館訪問

2013年8月25日 19:09
両陛下、30年の親交ある画家の美術館訪問

 長野・軽井沢町で静養中の天皇・皇后両陛下は25日、両腕を失った画家の美術館を訪問された。

 両陛下は25日午後、長野・東御市にある「水村喜一郎美術館」を訪問された。水村喜一郎さんは小学生のときに高圧電線に誤って触れ、両腕を失ったが、口に絵筆をくわえて絵を描き続けている画家。30年以上にわたり水村さんと親交がある両陛下は、風景画など2点の絵をすでにお持ちで、25日は、初めて出会った1981年の美術展に出品されていた「柿」の絵を懐かしそうにご覧になった。

 皇后さまは、夕暮れを描いた風景画に「空の色がきれいね」などと感想を述べた他、5月に水村さんの美術館がオープンしたことに「おめでとうございます」と言葉をかけられた。