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レバノンで連続爆弾テロか、42人死亡

2013年8月24日 9:10

 中東・レバノンの北部・トリポリで23日、2回の爆発があり、少なくとも42人が死亡した。連続爆弾テロ事件とみられている。

 爆発があったのはトリポリ市内の2か所のモスクの周辺で、ロイター通信によると、少なくとも42人が死亡、500人以上がケガをした。車に仕掛けられた爆発物を使った爆弾テロとみられている。

 爆発当時、モスクにはイスラム教スンニ派の住民が金曜礼拝のために集まっていた。レバノンでは、隣国・シリアの内戦で反体制派を支持するスンニ派と、アサド政権を支持するシーア派による宗派対立が深まっており、治安の悪化が深刻になっている。