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冷房保つため乗客がドア開閉 JR東海道線

2013年8月19日 15:56
冷房保つため乗客がドア開閉 JR東海道線

 JR東日本は、車内の冷房の効果を保つため、東海道線などの始発駅で乗客が自らボタンを押してドアの開け閉めを行う方式を19日から導入した。

 対象となるのは、東海道線の始発駅となる東京、品川、熱海、小田原の4つの駅と、静岡県の伊東線・伊東駅の合わせて5か所で、乗客が乗る際、自分でボタンを押してドアの開け閉めを行う。JR東日本によると、夏の東海道線では通常、冷房を26℃に設定しているが、始発駅では最大10分以上ドアが開いたままになるため、乗客から暑いとの苦情が寄せられ、冬の暖房でも同様の苦情があるという。

 この方式は年間を通じて、東京駅と品川駅では始発から午後3時まで、他の3つの駅では終日、行われるが、開閉ボタンがない車両はこれまで通りの方式で運行される。