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より厳しい安全基準「新高速乗合バス」開始

2013年8月1日 8:14
より厳しい安全基準「新高速乗合バス」開始

 去年4月、乗客7人が死亡した関越自動車道のバス事故などを受け、「高速ツアーバス」が廃止され、1日からより厳しい安全基準が求められる「新高速乗合バス」の運行が始まった。

 これまで、自由な路線で運行ができた「高速ツアーバス」は廃止され、1日からはバス停の設置や事前に路線を申請することなどが義務付けられたより厳しい安全基準で運行する「新高速乗合バス」に移行された。

 先月31日、東京・新宿区に新たに設置された「新高速乗合バス」のバス停では、国交省が新しい基準のもと、運転手の健康状態の確認などを行った。

 国交省によると、これにより従来の高速ツアーバスの事業者は約7割が撤退し、運行本数はバス全体の2%ほど減るが、国交省は安全対策を強化することで事故防止を徹底したいと話している。