東京電力が発表した今年４月から６月期の連結決算で、経常損益は２９４億円の赤字と、前年同期の１２４２億円の赤字から大きく改善した。原発停止で燃料費が膨らんだものの、電気料金の値上げやコスト削減などにより、赤字幅が縮小した。

　通期の業績予想については、柏崎刈羽原発の再稼働の見通しが立たない事を理由に予測できないとしている。