不妊治療の費用助成、42歳までに~厚労省
体外受精など不妊治療への費用助成について、厚労省の検討会は29日、42歳までと年齢制限を設けることを決めた。
これは29日の厚労省の検討会で決まったもので、体外受精など不妊治療への費用助成について、42歳までと年齢制限を設けることになった。43歳の時点の妊娠率は2%にとどまり、流産も多いためだという。
助成は最大で6回までで、40歳以上で治療を始めた人については3回までとしている。検討会は今後、いつから年齢制限を導入するかを決める予定。
検討会は「税金による助成対象を制限するが、43歳以上で不妊治療する人を非難するものではない」と説明し、移行期間を何年にするかは、今後決める予定。