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参院選 自公が過半数上回り“ねじれ解消”

2013年7月22日 5:54
参院選 自公が過半数上回り“ねじれ解消”

 第23回参議院選挙が21日、投開票され、自民・公明両党が非改選議席と合わせ過半数を大きく上回る結果となった。日本維新の会とみんなの党はそれぞれ8議席と伸び悩んだ。

 改選34議席だった自民党は、31ある1人区で29勝2敗と圧勝するなど、65議席と大勝した。また、公明党も候補者を立てた4つの選挙区でいずれも勝利するなど、11議席を獲得した。与党は非改選議席と合わせて過半数を大きく上回る135議席となり、衆・参両院のねじれ状態は解消された。

 一方の野党は、改選44議席だった民主党は1人区で全敗するなど、結党以来最少の17議席と惨敗した。また、日本維新の会とみんなの党はそれぞれ8議席と、改選議席は上回ったものの伸び悩んだ。

 一方、改選3議席の共産党は12年ぶりに選挙区での議席を獲得するなど8議席を獲得した。

 その他、社民党は1議席、生活の党とみどりの風は議席を獲得することはできなかった。

 また、この結果、憲法改正に賛成や前向きの自民党・日本維新の会・みんなの党などは、非改選議席と合わせて憲法改正の発議に必要な参議院の3分の2にあたる162議席には届かないものの、144議席を確保した。