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東京駅周辺の放置自転車対策まとまる

2013年7月18日 0:53
東京駅周辺の放置自転車対策まとまる

 東京都は17日、東京駅周辺の放置自転車対策について、自転車放置禁止区域を設けるなどとした対策をとりまとめた。

 東京都がまとめた東京駅周辺の放置自転車対策は、来年度までに駅周辺に750台の駐輪場を整備することや、丸の内側となる大手町・有楽町地区を自転車放置禁止区域に指定すること、そして、自転車利用者や従業員に自転車利用者のいる事業者に対して駐輪場利用の啓発活動を行うこと、などとなっている。

 また、JR東日本とJR東海が駐輪場用地を提供することも盛り込まれている。

 東京駅周辺の放置自転車が増えた背景には、臨海部のマンション建設が相次ぎ、自転車通勤者が増えたことなどがあるとみられており、都の調べでは、その数は約1600台だという。

 東京都は今後、八重洲側についても対策をとっていきたいとしている。