東電の原発再稼働申請に新潟県知事が反発
東京電力は2日、停止中の新潟・柏崎刈羽原発の6号機と7号機について、再稼働に向けた安全審査を申請すると発表した。新潟県知事は突然の発表に、反発を強めている。
東京電力は、原発の新たな規制基準が施行される今月8日以降、速やかに原子力規制委員会に安全審査を申請したい考え。
一方、新潟県の泉田知事は「地元に対する説明も一切ありません。(Q:再稼働には応じない?)再稼働の議論はしません。それ以前の話です」と述べ、反発している。
東京電力側は地元の理解を得たい考えだが、泉田知事は「地元に何の説明もなしに申請の方針を決定することは立地地域との信頼関係を構築する意思がないと受け取らざるを得ない」と強く反発している。