中古のゲームソフトなどを買い取る業界団体は２８日、警視庁との間で、中学生以下から買い取る際には保護者同伴を求める自主ルールを定め、１０月から実施することを決めた。

　ゲームソフトやＤＶＤなどの中古品を買い取る業界団体は２８日、警視庁や東京都と「万引き防止官民合同会議」を開いた。この中で業界団体は、警視庁との間で、中学生以下からの買い取りには保護者の同伴を求めること、高校生を含む１８歳未満からの買い取りは保護者直筆による同意書と保護者への電話確認を行うなどとした、「東京ルール」を定めた。また、原則として開封していない新品は買い取らないという。

　少年による金銭目的の万引きを減らそうというもので、新たなルールは、１０月１日から、東京都だけでなく全国の店舗で実施される。