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非常に高い評価、今後のはずみに~猪瀬知事

2013年6月26日 8:46
非常に高い評価、今後のはずみに~猪瀬知事

 IOC(=国際オリンピック委員会)は25日、2020年のオリンピック・パラリンピック開催を目指す東京など3つの都市の開催計画に対する評価報告書を公表した。東京・猪瀬都知事は、「高い評価を得られた」と述べた。

 IOCの評価報告書で、東京は、競技会場について「選手は選手村から多くの競技場まで20分以内で移動できる」と評価された。また、東日本大震災後、懸念された電力については、「現状でも大会を開催するのに十分であり、2020年までに継続的に改善される見込み」と懸念を払拭(ふっしょく)している。さらに、財政基盤については、「大会開催準備基金が既にあり、関係施設の整備費を完全にまかなえるものである」と評価された。

 報告書の公表を受けて行われた記者会見で、猪瀬都知事や招致委員会・竹田理事長は喜びの表情を見せた。

 猪瀬都知事「今回の東京の評価について、率直な感想ですが、全般的に非常に高い評価が与えられており、非常にうれしく思います」

 また、猪瀬都知事は「この評価は今後の招致活動の大きなはずみとなる」と述べた。

 開催都市は、9月7日のIOC総会での投票で決定する。