警視庁は２５日、東京・池袋でテロリストが爆発物を仕掛けたことを想定した訓練を行った。

　池袋のサンシャインシティで行われた訓練は「爆発物を仕掛けた」という犯行予告があり、警戒していた警備員が不審なかばんを発見したという想定で行われた。地元・巣鴨署の警察官と機動隊の爆発物処理班などが連携して対応に当たり、遠隔操作で動かす無人ロボットで爆発物を移動させた。その後、重さ約３０キロの防護服を着た隊員が近づき、爆発物を特殊な筒に入れて訓練を終えた。

　警視庁は「爆弾テロはいつ起こるかわからない」として、今後も訓練を重ねて備える方針。