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国会会期末まで残り1日、与野党対立続く

2013年6月25日 16:15
国会会期末まで残り1日、与野党対立続く

 会期末が26日に迫った国会では、残る重要法案の扱いなどを巡って与野党の攻防が続いている。

 与党側が提出している参議院議長への不信任決議案については、26日、参議院本会議で採決される見通し。与党側はさらに電力システム改革を進める電気事業法改正案など、残る重要法案の採決も行いたい考えで、野党側と大詰めの協議が続いている。

 こうした中、25日も、政府・与党は参議院・予算委員会の審議を欠席するなど、与野党の対立が続いている。

 民主党・小川敏夫議員「(安倍首相は)質疑も全く受けていないという、非常に異常な状態でありまして、それ自体が政府の姿勢が問われる。国会軽視も甚だしい」

 菅官房長官「今回の集中審議の日程というのは、与野党の合意で決められたのではなく、委員長が職権で設定した」

 これを受け、参議院の野党各党の国対委員長が、今後の対応を協議した。

 民主党は、26日、参議院本会議で法案の採決をした上で、安倍首相に対する問責決議案を提出することも検討すべきと主張したが、他の野党が「それではセレモニーにすぎない」などと反発し、結論は出ていない。