日経平均215円高 終値1万3230円
21日、東京株式市場の日経平均株価の終値は前日比215円55銭高の1万3230円13銭。
FRB(=連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長の量的緩和縮小発言を受けて、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は2日続けて下落した。20日は、ダウ平均株価が353ドル以上値を下げる今年最大の下げ幅を記録した。
この流れを受けて、東京株式市場では、取引開始から売り注文が広がり、日経平均株価は一時1万3000円を割り込む場面もあった。しかし、午後は割安感やこれ以上大きく下がることはないという見通しから買い注文が多く入り、一時300円超上げる場面もあった。円相場が円安方向に進んだことも相場を押し上げた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7987億円。売買高は概算で33億4070万株。