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2か月半ぶりに生きた鳥の売買再開 上海

2013年6月20日 21:44

 H7N9型鳥インフルエンザの広がりを受けて生きた鳥の売買が禁止されていた中国・上海で20日、取引が再開された。

 上海にある卸売市場で20日から生きた鳥の売買が2か月半ぶりに再開され、仲買人らが早速、ニワトリなどを購入していた。上海や中国南部の地域では、鳥を生きた状態で取引するのが一般的だが、ハトやニワトリなどからウイルスが検出されたため、上海市政府は4月から、生きた鳥の売買を禁じ、殺処分にしていた。その後、感染者数の増加に歯止めがかかり、中国本土で警戒態勢が解除された。

 上海市政府は、鳥の取引ができる場所を以前の半分以下に限定するなどし、安全管理に力を入れている。