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記憶遺産に「御堂関白記」など登録へ

2013年6月19日 11:11
記憶遺産に「御堂関白記」など登録へ

 ユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)の「記憶遺産」に、国宝の「御堂関白記」と「慶長遣欧使節関係資料」が登録されることが決まった。

 「記憶遺産」とは、歴史的に貴重な古文書などの保護を目的にユネスコが行っているもの。

 今回、登録が決定された「御堂関白記」は、平安時代中期に栄華を極めた藤原道長の自筆の日記で、現存する自筆の日記としては日本最古のもの。

 また、「慶長遣欧使節関係資料」は、仙台藩主・伊達政宗の使節としてヨーロッパに派遣された支倉常長が持ち帰った肖像画や公民権証書で、東西文化圏の交渉史上、貴重な資料とされている。