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“脱法ハウス”強制退去中止求め仮処分申請

2013年6月17日 20:30
“脱法ハウス”強制退去中止求め仮処分申請

 「レンタルオフィス」などとしながら、実際には人を居住させている、いわゆる「脱法ハウス」の居住者が、強制退去は不当だとして裁判を起こした。

 裁判を起こしたのは、東京・千代田区の「マンボー神田店」に居住する20代から40代の男女4人。居住者によると、マンボーは建築基準法や消防法の基準を満たさない狭い部屋をレンタルオフィスなどとして貸し出し、実際には人を居住させる、いわゆる「脱法ハウス」を運営していたという。

 マンボーは問題が発覚して以降、居住者に対し、強制退去を求めているということで、居住者らは「賃借人の権利を無視している」として、強制退去の中止を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。

 マンボーは「担当者がおらず、コメントできない」としている。