復興庁幹部が中傷ツイート「左翼のクソ」
復興庁の幹部職員が、個人のツイッター上で、職務上関係する市民団体を中傷したりするツイートを繰り返していたことが分かった。
ツイートをしたのは総務省から出向している復興庁参事官で、福島県の被災者支援を担当している。この参事官は今年3月、市民団体が開いた集会に出席した後、「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」とツイートしたり、「今日は懸案が一つ解決。正確に言うと、白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意しただけ」などとツイートしたりしていた。
根本復興相は13日午前の衆議院復興特別委員会で、「(現在、その点については)事実関係を確認中です。仮にご指摘の発言が事実とすれば、国家公務員としていささか不適切な発言であり、関係者の皆さまに不快な思いをさせたのであれば、率直におわびを申し上げたい」と述べた。
また、菅官房長官も会見で、「事実関係を確認した上で、適切な対処などについても考える」と述べた。