世界初の惑星観測衛星SPRINT-A公開
12年ぶりの国産新型ロケット「イプシロン」で今年8月に打ち上げられる予定の、世界初となる惑星観測専用の衛星が8日、報道関係者に公開された。
今回公開された惑星分光観測衛星「SPRINT-A」は、JAXA(=宇宙航空研究開発機構)が開発した高さ約4メートル、幅約1メートルの小型衛星で、世界で初めて惑星観測専用の宇宙望遠鏡を搭載した衛星。
金星や木星など、惑星の環境を観測するのが目的で、JAXAは太陽系初期からこれまでに宇宙で何が起きたかの解明につなげたいとしている。
SPRINT-Aは今年8月、日本が12年ぶりに開発した新型ロケット「イプシロン」で鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定。