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“立ち往生”の新型ロケット、修理が終わる

2013年6月5日 15:32
“立ち往生”の新型ロケット、修理が終わる

 鹿児島県で8月に打ち上げされる予定の新型ロケット「イプシロン」の一部を運ぶ途中で故障し、立ち往生していたトレーラーの修理が終わった。機体は5日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所に運び込まれた。

 イプシロンの機体の一部を載せた大型トレーラーは、今月2日、内之浦宇宙空間観測所へ向かっている途中に国道上で故障し、動けなくなっていた。4日から修理が始まっていたが、5日午前0時過ぎに作業が終わり、約10分後に観測所に運び込まれた。タイヤを動かす油圧系が故障しており、部品を交換したという。

 内之浦宇宙空間観測所・峯杉賢治所長「無事、実験場の中に1段目を入れることができ、大変ご迷惑をかけたが、ホッとしている」

 今回のトラブルによる、8月22日の打ち上げ日への影響はないという。