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NY株21ドル高 金融緩和政策継続に期待

2013年5月31日 8:41

 30日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、金融緩和政策の継続を期待して、20ドル余り値を上げて取引を終えた。

 前日、100ドル以上の値下がりをしたニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、30日の取引開始直後に大きく値を上げた。雇用関係の統計が前の週に比べて悪化したため、景気回復基調を維持するための金融緩和政策が長期化するとの期待感が買いの材料となったもので、ダウ平均株価は前日比21ドル73セント高の1万5324ドル53セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比23.78ポイント高い3491.30で取引を終えている。

 来週はアメリカの5月の雇用統計が発表されるため、景気の今後を占う大きな注目ポイントとなっている。