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安倍首相、アフリカ各国代表と会談

2013年5月31日 19:37
安倍首相、アフリカ各国代表と会談

 「TICAD V」(=第5回アフリカ開発会議)が6月1日から横浜でスタートする。これに先立ち、安倍首相は31日、アフリカ各国の代表と会談し、経済分野などで連携を確認した。

 会談はエチオピア首相とのものから始まり、午後5時までに8か国の首脳らと行われた。安倍首相はそれぞれの首脳と、道路などのインフラ整備を中心に協力関係を強化することを確認した。

 民間の団体が開いた会議では、「伸びるアフリカに投資をしていくことは、私たち自身の将来への投資だということを強調するつもりです」と述べ、日本企業の進出をさらに活発にしたい考えを強調した。

 また、31日午後からは、内戦による混乱が長く続いたソマリアの支援策について会議が開かれ、安倍首相はアフリカの安全保障にも貢献する考えを強調した。

 6月1日からの全体会合には、アフリカ54か国のうち51か国の代表が出席する。安倍首相はそれと並行して、各国の首脳らと個別の会談を続ける。横浜に泊まり込み、4日間にわたって40回以上のマラソン会談となる。