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レスリングなど3競技が五輪候補に残る

2013年5月30日 9:09
レスリングなど3競技が五輪候補に残る

 IOC(=国際オリンピック委員会)は29日、2020年夏のオリンピックで追加される1競技について「レスリング」「野球・ソフトボール」「スカッシュ」の3つを候補に残すことを決めた。

 IOCの理事会は、過半数を獲得する競技が出るまで繰り返し投票を行う形式で、ロゲ会長を除く14人の理事が11回投票を行った。レスリングは1回目の投票で過半数を確保する圧倒的な支持を集め、復活に望みをつないだ。

 レスリングの吉田沙保里選手「最初に『レスリング』と言われて、本当に跳び上がるほどうれしかった。これで終わるのではなく、最後まで気を抜かないで、9月までしっかり気持ちを入れて頑張っていきたい」

 レスリングが決まった後、事前の評価は高くなかった野球・ソフトボールが2番目に決まった。

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 最後にスカッシュが決まり、有力視されていた空手などは落選した。

 今回選ばれた3種目のうちどれが最後の1種目となるかは、9月にアルゼンチンで開かれるIOC総会で決まる予定。