NY株小幅安 日本の株安、冷静に受け止め
23日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、日本の株安の影響もあり、一時、大きく値を下げたが、その後、下げ幅は縮小している。
ダウ平均株価は23日の取引開始直後に一時、100ドル以上値下がりしたが、その後は回復し、終値は前日比12ドル67セント安の1万5294ドル50セントだった。
アメリカの金融緩和策が近く縮小されるのではないかとの懸念が広がっていたところへ、23日、中国の経済指標の悪化や東京株式市場で日経平均株価が大幅に下落したことと重なり、ニューヨーク株式市場でも取引開始直後は売り注文が相次いだ。ただ、その後は日本の株安は冷静に受け止められ、下げ幅は限定的となった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比3.88ポイント低い3459.42で取引を終えている。