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「藁の楯」に大きな拍手 仏・カンヌ映画祭

2013年5月21日 10:36

 フランスのカンヌ国際映画祭で日本時間21日、最高賞を競うコンペティション部門にノミネートされている日本の映画「藁の楯」の公式上映が行われ、終了後、観客から大きな拍手が送られた。

 公式上映は日本時間21日午前5時半から始まり、三池崇史監督をはじめ、出演している俳優の大沢たかおさん、松嶋菜々子さんがレッドカーペットを歩いて上映会場に入った。「藁の楯」は、懸賞金をかけられた凶悪な殺人犯と、殺人犯を移送するSPと刑事の、心の葛藤を描いたアクション映画。

 上映会場の2300席はほぼ満席で、上映終了後、スタンディングオベーションが起きた。

 コンペティション部門には、是枝裕和監督の「そして父になる」もノミネートされていて、日本映画が最高賞・パルムドールを受賞すれば16年ぶりとなる。

 受賞作品の発表は、最終日の26日。