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新型ロケット・イプシロン 8月打ち上げへ

2013年5月21日 23:38

 JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は21日、新型ロケット「イプシロン」の打ち上げを8月22日に行うと発表した。

 小型ロケット・イプシロンは、8月22日、鹿児島県内之浦から打ち上げられると発表された。H2Aロケット以来、12年ぶりの新型打ち上げとなる。

 イプシロンは、構造がシンプルな固体燃料型。さらに、人工知能による自動点検や、モバイルパソコン2台による少人数での管制など、最新のIT技術を取り入れた他、打ち上げ費用はH2A型の半分以下となる約38億円と低コスト化を図った。

 発射台に設置してから打ち上げまでにかかる日数も1週間と世界最短で、頻繁に小型衛星を打ち上げることも可能となり、今後、商業化が期待される。