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海保と警察が原発の対テロ合同訓練 福島

2013年5月11日 17:44
海保と警察が原発の対テロ合同訓練 福島

 海上保安庁と警察庁は11日、廃炉作業が続く福島第一原発をテロリストが襲撃したという想定の訓練を行った。

 訓練は東京電力・福島第二原発を使って行われ、約150人が参加した。想定は、多くの核燃料が残る中、廃炉作業が続く福島第一原発をテロリストが襲撃したというもので、訓練では、港に近づいてきたテロリストの小型船を威嚇射撃したり、港の巡視船に潜んだテロリストを海上保安官がヘリコプターから降下して制圧したりした。

 古屋圭司国家公安委員長「どんなことがあってもテロリストの侵入を許さない。これに徹して万全を期す。それにつきる」

 また、正門を突破して入り込もうとしたテロリストを想定した訓練も行われ、千葉県警の特殊部隊や福島県警の銃器対策部隊が取り押さえるなどした。