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“避難区域”で特例宿泊 福島県の5市村

2013年5月6日 13:41
“避難区域”で特例宿泊 福島県の5市村

 福島県内の避難指示解除準備区域などでの宿泊が、ゴールデンウイーク期間中の5日夜まで特例で認められていた対象地域の住民らは、自宅で久しぶりの夜を過ごした。

 特例で宿泊が認められたのは、南相馬市、田村市、川内村、飯舘村、葛尾村の居住制限区域と避難指示解除準備区域の住民で、このうち葛尾村は今回が初めての実施となった。

 葛尾村の高野英子さん(74)も、今回、自宅に1人で宿泊した。3月に一時帰宅して以来の我が家で、高野さんは「ふるさとは捨てられない。空気のいいところだから。(Qそこから見る景色は)最高」と話した。

 宿泊が認められたのは5日夜までで、6日から再び避難先での生活に戻る。