自民党・石破幹事長は２６日、自衛隊について「本質は軍であり、憲法に書いていないというのは独立国家の体をなしていない」と述べ、憲法を改正して「国防軍」と明記する必要性を改めて訴えた。

　「国の独立を守るのが自衛隊なのであって、その本質はまぎれもなく軍なのであり、それが憲法のどこにも書いていないというのは、独立国家の体をなしていない」－石破幹事長はこのように述べ、自民党の憲法改正草案にも盛り込んでいる国防軍の憲法明記の必要性を改めて訴えた。

　自民党は去年の衆議院選挙の公約に、国防軍の憲法明記を盛り込んでいて、５月中に発表する今年夏の参議院選挙の公約にも盛り込みたい考え。