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強い寒気の影響 各地でひょうやあられ観測

2013年4月26日 17:34
強い寒気の影響 各地でひょうやあられ観測

 26日の日本列島は上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっている。

 日本列島は26日、中心付近がマイナス30℃以下という強い寒気が上空に流れ込み、積乱雲が発達した。日本海側から流れ込んできた寒気は島根・松江市、石川・金沢市などで積乱雲を発達させてあられを降らせた。気象台のある所では、北陸の福井、東北の福島、関東の栃木・宇都宮でひょうを観測している。宇都宮と福井ではひょうの直径が8ミリあった。

 強い寒気の中心は26日夜から27日朝にかけて、関東の上空を通過していく。東北地方はゴールデンウイーク初日の27日にかけても不安定な状態が続きそうだ。

 関東甲信地方では26日夜遅くにかけて、東北地方は27日にかけて、雷や竜巻のような突風、急に降る強い雨やひょうに注意が必要。東北は大雨も心配で、27日夕方にかけての予想雨量は、東北の太平洋側の多い所で40ミリとなっている。