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国交省もB787の運航再開認める方針

2013年4月26日 11:09
国交省もB787の運航再開認める方針

 バッテリーから出火するなどのトラブルが相次ぎ、運航停止となっているボーイング787について、太田国交相は26日夜にも運航再開を認める方針を明らかにした。

 太田国交相は「国交省としても、この是正措置で万全の再発防止が図られると考えています」と述べ、26日夜にも全日空と日本航空に対し、ボーイング787の運航再開を認める方針を明らかにした。

 これは25日夜、アメリカ連邦航空局が、改善策を施したバッテリーへの改修を条件に現地時間26日に運航再開を認めると発表したことを受けたもので、国土交通省も新たなバッテリーに問題はないとしている。

 トラブルの原因はわかっていないが、国土交通省は利用者の安心確保のためにバッテリーの電圧のデータを地上でも監視するなど独自の安全対策を航空会社に要請するという。ボーイング787は6月に運航を再開する見通し。