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NYダウ43ドル安 終値1万4676ドル

2013年4月25日 7:32

 24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、発表された経済指標や大手企業の決算が低調だったことから、ダウ平均株価は40ドル以上値を下げて取引を終えた。

 この日は、アメリカ商務省が、自動車や家電製品などの「耐久財」について先月の受注額を発表したが、前の月より5.7%減少したことが明らかになった。これは市場の予想よりも悪い結果で、景気の先行きに対する不安感が広がり、売りが優勢となった。また、日用品大手の「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」や通信大手の「AT&T」が市場の予想を下回る決算を発表したことでさらに売りが進んだ。こうしたことから、ダウ平均株価は前日比43ドル16セント安い1万4676ドル30セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、0.32ポイント高い3269.65で取引を終えている。前の日に、10年ぶりに純利益が減少したことが明らかになった「アップル」は、約405ドルと前日から大きな値動きはなかった。