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警戒中斜面でがけ崩れ、22人避難 浜松市

2013年4月23日 10:28
警戒中斜面でがけ崩れ、22人避難 浜松市

 23日未明、浜松市天竜区で、避難勧告を出して警戒中だった山の斜面で、がけ崩れが発生した。付近の住民に被害はないという。

 静岡県などによると、23日午前4時20分頃、浜松市天竜区の杉川右岸の山の斜面でがけ崩れが発生した。がけ崩れは、3回にわたり発生し、幅70メートル、高さ80メートルに及び、土砂の量は4万立方メートルと推定されるという。

 浜松市によると、付近の6世帯22人が近くの公民館に避難していて、住民に被害はないという。今のところ、民家への影響はないが、下を流れる杉川に土砂が流入し、せき止めている。

 最大で幅150メートルにわたって崩れる可能性があるとみて、県と浜松市は、危険箇所に入らないようバリケードを設置し、引き続き警戒にあたっている。