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震度5強観測の三宅島 住民から不安の声

2013年4月18日 12:17
震度5強観測の三宅島 住民から不安の声

 伊豆諸島の三宅島で17日夕方、震度5強の強い揺れを観測した。気象庁は火山活動と関係ないとしているが、住民からは不安の声が多く聞かれた。

 住民「大きい、下から突き上げたり。横揺れしたり」「結構地震が続くと、噴火するんじゃないかと不安になる」

 警視庁によると、この地震の影響で3人が軽いケガをした他、これまでに島の17か所で崖崩れが確認され、住宅1棟でブロック塀が崩れる被害があったという。

 気象庁によると、三宅島では17日だけで震度1以上の体に感じる地震を計40回観測し、18日は午前9時半までに震度1の揺れを2回観測している。三宅島の火山活動を示すデータに異常は見られず、火山活動との関連性はないという。