１５日、アメリカ北東部・ボストンで開催されていたボストンマラソンのゴール付近で２回の爆発があり、３人が死亡、１００人以上がケガをした。

　地元警察によると、ボストンの市街地で開かれていたボストンマラソンのゴール付近で日本時間１６日午前３時５０分頃、２回の大きな爆発があった。警察によるとこれまでに少なくとも３人が死亡、ＮＢＣテレビによるとケガ人は１００人以上に上っている。

　現場近くにいた日本人の女性「（現場近くで）歩いている途中で、大砲のような音が聞こえた。周りにいた人たちが、ビクッとしてそっちを見た。爆発がフィニッシュライン（ゴール）のそばで（起きたと知って）びっくりした。他にも（爆弾が）あるんじゃないかと、それは感じます」

　ＮＢＣテレビが当局者の話として伝えたところによると、爆発したのは「２つの爆弾」で、消防当局が現場付近で、まだ起爆していない爆発物を発見したという。また、ＮＢＣテレビなど複数のメディアは、病院で事件に関わったとみられる人物を拘束したと伝えている。

　ボストンマラソンには、９６か国から約２万７０００人が参加している。大会のホームページによると、日本人も２７１人が参加することになっていた。