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来年100周年 宝塚歌劇団が台湾で初公演

2013年4月7日 18:12

 来年100周年を迎える宝塚歌劇団が6日夜、台湾で公演を行った。宝塚歌劇団の海外公演はこれまで24回行われているが、台湾では初めて。

 6日には公演を前に、リハーサルの模様が公開された。舞台には宝塚のシンボルである大階段のセットも再現されている。同日夜から始まった公演では、日本の伝統芸能を取り入れた演目や、台湾の人気小説をもとにした演目などが披露されている。

 出演者は会見で、東日本大震災での台湾からの支援に感謝の意を表した。

 星組娘役トップスター・夢咲ねねさん「たくさんの義援金をいただいて本当に日本は助かったと思っておりますので、私たちはその感謝の気持ちを舞台で皆様にお返しができれば」

 星組娘役トップスター・柚希礼音さん「日本への愛を感じました。私たちもこの愛をもっともっとお返ししたいという気持ちできました」

 台湾での公演は14日まで予定されているが、チケットは全て売り切れている。千秋楽の様子は後日、日本各地の映画館で上映される予定。