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道路冠水や床下浸水、停電も 北海道

2013年4月7日 20:50
道路冠水や床下浸水、停電も 北海道

 北海道は7日、発達した低気圧の影響で大荒れの天気となり、各地で被害が出ており、暴風や大雨に警戒が続いている。

 7日の北海道は発達した低気圧の影響で、道路の冠水や屋根が飛ばされるなどの被害が相次いだ。午前5時半頃、札幌市中央区の地下鉄西28丁目駅付近で、道路が冠水しているのをパトロール中の警察官が発見した。午後7時現在、水はひいているが、札幌ではこの他、22か所で道路が冠水し、住宅16棟が床下浸水したという。

 また、強い風も吹き荒れ、赤平市でトタン屋根が飛ばされ、電線にかかる被害が出た。斜里町ウトロでは7日午後2時前、最大瞬間風速41.6メートルを観測し、午後7時現在も町内の約1100戸が停電している。その他、倶知安町では34.2メートル、真狩村では32.7メートル、札幌市では22.3メートルの最大瞬間風速を観測した。気象台では、7日夜遅くまで外出を控えることや、強い雨に警戒を呼びかけている。

 北海道はちょうど雪解けの時期で、河川の増水に注意が必要。また、8日未明に非常に強い風が吹く恐れがあり、気象台は引き続き警戒を呼びかけている。