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汚染水が漏れた可能性高い~東電緊急会見

2013年4月6日 8:39
汚染水が漏れた可能性高い~東電緊急会見

 東京電力は6日未明に緊急会見を開き、福島第一原発で放射性セシウムなどを除去した後の汚染水をためる地下貯水槽から汚染水が漏れ出た可能性が高いと発表した。

 今年2月から運用を始めたこの地下貯水槽の底には3層の遮水シートがあり、5日、最も外側と真ん中のシートの間にたまった水を分析した結果、1立方センチメートルあたり6000ベクレルの高い濃度の放射性物質が検出されたという。また、一番外側のシートと土壌の間の水からも1立方センチメートルあたり10ベクレル程度が検出された。

 汚染水が地下水や周辺の地盤にしみ出た可能性があり、東京電力は早急に汚染水を別の貯水槽に移送するとしている。