これが初の純国産次期哨戒機P1~WEB版
日本の周辺海域で警戒監視活動を行っている海上自衛隊のP3C哨戒機の後継機P1が、厚木基地に配備され報道陣にお披露目された。
日テレNEWS24ではWEB限定でこのP1や会見の様子を紹介する。
固定翼哨戒機のP1はP3Cの後継機として、2001年から開発が進められ、機体やエンジンなど、ほぼ全てが国産となっている。
アメリカ製のプロペラ機のP3Cに比べ、ジェットエンジンのP1は、進出速度や飛行高度がおよそ1.3倍に向上していて、短時間で目的地に到着できる。
厚木基地では航空集団司令官がP1を出迎え、空輸完了の報告を受け訓示を述べた、要望として「早期戦力化に全力を注げ」「先駆けたる誇りを持て」の2点を強調した。
記者会見では「P1はP3Cの能力を大きく向上させた哨戒機です、我が国の安全保障における大きな意義のあるものと認識するとともに、航空集団としては、戦力化に向け運用試験に就いて全力を尽くしてまいりたいと思います。」と締めくくった。
海上自衛隊では、今後およそ70機を導入する計画で、今回配備された厚木基地のほか、八戸や那覇基地などにも将来、配備する予定。