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三菱車、バッテリーに不具合 出荷停止

2013年3月27日 22:59
三菱車、バッテリーに不具合 出荷停止

 「三菱自動車」は27日、「アウトランダーPHEV」などに使用しているリチウムイオン電池のバッテリーパックに不具合があったと発表した。

 三菱自動車によると、「アウトランダーPHEV」や「i-MiEV」などで、バッテリーパックが発熱や発火する不具合が見つかったという。バッテリーパックはいずれも、トラブルが相次いだ「ボーイング787」のバッテリーを製造していた「GSユアサ」の子会社「リチウムエナジージャパン」の工場でつくられていた。

 三菱自動車は27日から、不具合のあったバッテリーを使っている車の生産・出荷・販売を停止し、約1~2週間かけて原因究明を行うという。

 「アウトランダーPHEV」は約4000台が販売済みだが、リコールの可能性については「ないとは言えない」としている。