東京大学の卒業式が２６日行われた。卒業式はこれまで、大学内の安田講堂で行われていたが、今年は改修工事のため東京・江東区の有明コロシアムでの開催となった。今年の卒業生は３０９０人だった。

　日テレＮＥＷＳ２４では浜田純一総長の告辞をＷＥＢ限定ロングバージョンで紹介する。

　大学改革に積極的な浜田総長は、学生に対し社会で知性を生かすために必要なタフさについて語った。

　「最近、皆さんが少なからず耳にする言葉の中に、多様性という言葉、そしてグローバル化という言葉が含まれているはずだろうと思います。そうした言葉が広く用いられている状況は、タフさというものがこの時代にますます重要になっていることを意味するものと理解しています。」（本編開始後２９秒頃）

　「私はよく、よりグローバルに、よりタフにと二つのフレーズをセットで繰り返してきましたが、タフさはグローバルな環境をよりよく生かすために必要なものであり、またグローバルな環境の中でよりよく鍛えられるものであると思っています。」（本編開始後２分４８秒頃）

　「高い水準の知的な力を備えることに加えてタフであるということは、皆さんの大いなる武器となるはずです。」（本編開始後４分４４秒頃）