×

下北沢など小田急線3駅が地下化

2013年3月23日 10:08
下北沢など小田急線3駅が地下化

 東京・世田谷区の下北沢駅など「小田急電鉄」の3つの駅が、23日から地下化された。これにより、「開かずの踏切」として交通渋滞を引き起こしてきた9つの踏切が姿を消した。

 地下への切り替え工事が行われたのは小田急電鉄・小田原線の約2.2キロ区間で、これにより、区間内にある東北沢、下北沢、世田谷代田の3つの駅が地上から地下に移設された。この区間にある9つの踏切は1時間のうち40分以上、遮断機が下りている時間帯もあり、「開かずの踏切」として交通渋滞などの原因となっていた。

 終電直後から始まった線路の切り替え工事は約1時間半で終了し、23日午前4時51分、上りの始発列車が地下化された駅へと向かった。これにより、地元の人や買い物客らの足を止めてきた「開かずの踏切」は全て撤去される。