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米大統領と議長“和平合意”の必要性で一致

2013年3月22日 1:59

 中東を訪問しているアメリカ・オバマ大統領は21日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区を訪れ、自治政府・アッバス議長と会談した。

 両者は交渉が中断しているイスラエルとパレスチナの間の和平合意の必要性で一致した。

 会談後の共同会見でアッバス議長は、「イスラエルが占領地でユダヤ人の入植を進めていることを違法行為だ」と強く批判した。一方、オバマ大統領は「入植は建設的ではない」と述べたが、入植凍結や撤退の必要性には言及しなかった。

 会談後、イスラエルに戻ったオバマ大統領は国民向けの演説を行い、今後もイスラエルをバックアップする考えをアピールすることにしている。