兵庫小6自殺 市教委「体罰原因」を認める
94年、兵庫・たつの市で自殺した小学生について、市の教育委員会が今月になって「担任の体罰が原因だった」と認めたことがわかった。
94年、小学6年だった内海平くん(当時11)は、担任の教諭から体罰を受けた後、自宅の裏山で自殺した。
その後、両親が起こした裁判で、体罰が自殺の原因と認められたが、市教委は「学校の管理外で起きた事故で、原因は不明」とする報告書をまとめていた。しかし、19日、たつの市・苅尾昌典教育長が両親と面会し、「体罰が原因だった」と認めたという。
苅尾教育長「これだけ体罰・自殺について言われているので、隠ぺいだとか、隠していると言われることがないよう、事実をありのまま報告していきたい」
平くんの父親・内海千春さん「今回初めて、対応にまずいことがあったと苅尾教育長が認めたんです。これは大きなことだと思います」