議場での覆面着用を認められなかった大分市議会の覆面レスラー議員が１９日、覆面を脱ぎ、素顔で議場に入った。

　スカルリーパー・エイジ議員は、先月の市議会議員選挙で初当選したが、会議規則に定められた「議会の品位」を理由に覆面姿での議場への入場ができず、１８日に行われた議会の採決でも覆面の着用は認められなかった。

　エイジ議員は法的措置も辞さない構えだったが、１９日になって一転、覆面を脱ぎ、素顔で議場に入った。

　エイジ議員は「１８日の議決を重くみた。早く議員としての仕事をするためだ」「つらい、悔しい思いはしましたけど、ここから先、進んでいくには必要と思って」と話している。

　また、議会で禁止された本会議と委員会以外では覆面姿で議員活動をするとしていて、これが認められない場合は法的措置を取ることもあり得るとしている。